暁 千星
『ブエノスアイレスの風』
-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-
作・演出/正塚 晴彦
紫吹淳主演で1998年に初演、柚希礼音主演で2008年に上演され、いずれも好評を博した作品の待望の再演。
1900年代半ばのブエノスアイレス。反政府ゲリラのリーダーで政治犯として囚われていたニコラスが、特赦により7年振りに釈放される。軍事政権が倒れ、民主制となった祖国で新たな人生を歩み始めたニコラスは、ダンスの才能を買われ、タンゴ酒場の花形ダンサーであるイサベラのパートナーとして雇われることとなるが、そこへかつての仲間リカルドが現れ…。
新たな生き方を模索する男の姿を通し、人生の意味を問いかける物語を、ドラマティックなタンゴを随所に盛り込んでお届け致します。
※宝塚歌劇では、出演者一同お花のお届け物を辞退させていただいております。